分析フレームワーク(2-4)データを整理する

MAR85yousyohondana20130907500

データの系統図(ツリー)が出来上がったら、次は整理をします。

すでにあるデータの整理。

これから集めるデータの整理です。

データとリーフ

系統図(ツリー)の一番左端はリーフと呼ばれます。

1つのリーフに1つのデータが対応します。

diagram2401

場合によってはリーフ以外にもデータが対応します。

例えば、リーフを基に集計・計算される場合などです。リーフでない売上データはリーフである売上点数と売上単価で求められる。

少なくともリーフにはデータが対応します。

データの整理でやる3つのこと

ここでは、次の3つのことを実施します。

  • すでにあるデータを整理する
  • これから集めるデータを考える
  • これから集めるデータの粒度を考える

先ずは、すでにあるデータを整理します

すでにあるデータを系統図(ツリー)に当てはめてみましょう。

diagram2402

すでにあるデータを当てはめると、足りないデータが分かります。

こらから集めるデータを考える

意外と集めるデータが多いと感じるかもしれません。

スケジュールを立てるときに取捨選択します。

出来れば足りないデータを全て集めたい。

実際は全てのデータを集めることはできません。

ここでは、もし仮に集めるならば「どのようなデータを集めるのか?」を考えます。

あわせてデータの粒度(細かさ)も考えます

diagram2403

分析上、データの粒度は細かいほど嬉しいです。

粒度の細かいデータから粒度の粗いデータを求めることは出来ます。

逆は無理です。

粒度の粗いデータから粒度の細かいデータを求めることは出来ません

例えば、月ごとの売上データを合計すれば年ごとの売上データを求めることが出来ます。

その逆は無理でしょう。

diagram2404

年ごとの売上データから月ごとの売上データを求めることは出来ません。

データの系統図(ツリー)が変わる

データを整理する過程でデータの系統図(ツリー)が変わることがあります。

変わっても問題ありません。

メッセージボードと同様にデータの系統図(ツリー)も進化します。

より完成度の高い系統図(ツリー)を目指しましょう。

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